20130530 ソノダバンド×AAR Japan「ぼくらが旅したアフリカ」スペシャルライブ&トーク

ソノダバンド×AAR Japan
「ぼくらが旅したアフリカ」スペシャルライブ&トーク@SHIBUYA PLEASURE PLEASURE


NGO団体AAR JapanがHIV/エイズ対策の取組をしているザンビアに
ソノダバンドの園田くんと赤股くんが訪れ、
現地の方との交流やセッションなどの様子を報告する…というイベント。

最初にAARの職員の方がステージに登場し、
今日のイベントの主旨、ライブ~トーク~ライブの構成になることを説明。
いつものライブとは違う緊張感の中、演奏が始まる。

Soul River~上海午前零時~Manic Street~光、透明、または情熱

最初のライブは4曲。
いつもの私はキーボード~ギター前あたりにいるけれど、
この日は指定席で、ドラム前あたり。
こんな時は、小山田くん、牧瀬くんに釘づけになってしまう。
目に映る動きから生まれる音に耳も集中するのか、
繊細なドラム、なめらかなベースに聞き惚れる。


そして、現地駐在員の方と、園田くん、赤股くんのトークの部。
ザンビアで撮影してきた動画を見ながら、話を聞く。
教会でのミサへの参加、現地での食事、
道で追いかけてきた子ども達にインチキなカンフーを教えて笑いあい、
障害者施設で演奏していて踊りだす子ども達と笑顔をかわす。
そして、HIV陽性の女性や両親をエイズで亡くした17歳の少女へのインタビュー。

どれも印象的なのだけど、私がこのイベント後に
ずっと思い出して考えているのが17歳の少女へのインタビュー。
AARが就学支援をしている子とのこと。
園田くんの説明によると、
HIV陽性の女性へのインタビューでは少し構えてしまった反省から
彼女へのインタビューは
「ボーイフレンドいるの?」「好きな科目は?」「将来の夢は?」
なんていう身近なところから始めた、と。

「女性への暴力問題について発信するジャーナリストになりたい」
と、将来の夢について答えた彼女。
学校行って、世界で問題になっているいろんなことを知って、
ジャーナリストってそれに対峙できる職業かも、って
考えたからこそ、それが夢だと語れるんだよね。

そんなことを考えたら、就学支援ってすごい効果の事業だなぁ…なんて。

「子供たちの未来のために!」なんて政治家さんに言われると
つい、胡散臭いな、なんて思っちゃうひねくれ者の私だけど
17歳の彼女の様子を見ていて、素直に考えた。


そんないろんな思いの渦巻く中で、休憩をはさんで始まるライブ。

Mas Que Nada~リゼット~沈む瀬~Take Me To The Carnival

赤股くんのアフリカンダンス(?)、
園田くんのムーンウォーク&ぺこり、
(なんか「ぺこり」っていうお辞儀まで含めて焼きついている(笑))
があったのは「Take Me To The Carnival」だったっけ?
その光景はすぐに浮かぶのだけど何の曲だったか…

アンコールではまず園田くんが一人で登場。
「ちょっと予定と違うんですが」と言いながら、
ザンビアで浮かんでボイスレコーダに吹き込んだという「HOPE(仮)」をソロで。
まだアレンジが未完成だけど…と言いながら。

そして赤股くんを呼び込み、
こんな感じでアフリカでは二人で演奏していたんです、と
ビートルズの「Yesterday」を。
そしてバンドメンバーを呼び込む。
黙って楽器を持つメンバー。
アンコールの2曲でしっとりとした空気を少し和ますように
メンバーに園田くんが「やる気満々?」
それに対してタンクトップから露になった二の腕を
両手で隠す小山田くんが愛らしすぎて。
「バスドラ踏んで」って言われてなぜかスティックでバスドラ叩く。
「踏んでって言ったの!」
この2人の、なんともいえない空気感のやりとり…好きだ。
園田くんがドラムのテンポを少しずつ変えさせながら、
客席に立ち上がるように煽って「生きる」

最後の去り際、隅々まで笑顔をふりまく小山田くん。
客席を見ないで手だけ振る熱田くん。
どちらも、らし過ぎて、友達ときゃぁきゃぁ言いながら終演。


最初にこのイベントを知ったときは、少し複雑な気持ちになった。
大変なアフリカの状況を知るのが怖かったから。
辛い気持ちになっちゃうんじゃないかと思ったから。
それは杞憂で、結果としては、なぜか私はイベントの後には
明日からがんばろう、という気持ちになっていた。

30代で、子どももいない私。
未来なんて言葉はもう自分には関係ないと思っていた。
でも、例えば、自分がやっている仕事は日本の未来を
0.00000……1マイクロメートルくらいは支えてるのかもしれない。
遠い国へはとりあえずは募金くらいしかできないけれど
未来を作る子ども達の
0.00000……1マイクロメートルくらいの支えになってるかもしれない。
ずうずうしいけれど、そんなことを思ったのが、
自分にも明日がある、っていう気持ちにしてくれたのだと思う。

AARの方がうまく構成してくれたから、
園田くんと赤股くんが飾らずに、けれど的確に想いを語ってくれたから、
そしてソノダバンドが素晴らしい演奏を聴かせてくれたから、でしょうね。

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